台風
今回かなり大きな台風が日本にヒットした。
かなり広い範囲で大きな被害が出ている模様。
普段我々は何事もなく日常を送っているが、いざこのような災害になると慌てふためいてしまう。
普段から準備をしとけと言われても、実感がないからおざなりになる。
実際に被害にあわれた地域では、普段の生活がままならず、つい昨日までの日常に戻すのに必死だと思う。
こんな大変なことが地球規模で起こることに何の意味があるのか。
私はアメリカのフロリダ州にも頻繁に行く機会があり、毎年巨大なハリケーンに見舞われているのを知っている。
ハリケーンの勢力も凄まじく、数年前は、いつもおきまりの海岸の釣りができる桟橋が全部破壊された。あんなにのんびりしてみんなが釣りをしていたのに、跡形もなくなくなってしまった。その破壊力と事後の虚しさになすすべがない無力感を覚えたものだ。
人間は素晴らしい。そんな甚大な被害にあっても復旧して立て直そうとする。そして何度でも同じ場所に住んでる限りは危険があるはずなのに。
しかし人間はその経験の中から学び改良を重ね強くなっていく。それはまるで、人生で苦難にあってこそ乗り越えて強くなっていく魂そのものだと思う。
苦難を乗り越えて、今まで以上に進化する。
もしかすると、自然災害もその成長を仕向けるために起こっているのではないかと思うほどだ。
もちろん実際に辛く耐え難い被害を被った方々もいると思う。
そういった人たちのためにも、周りが協力し助け合うことが人間の生きる目的に沿っているとおもう。
神の摂理は、自分を犠牲にしてでも人の役に立つこと。
それに沿った生き方をすれば、人間の内部にある神性を発揮できる。そして霊的にも成長できると思う。
かくいう私も実際にすぐそのような理想的な行動ができるかといえばまだ十分ではない。
これからはできるだけ人の役に立って行けるように努力したいと考えている今日この頃であった。
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