全てに感謝
梅雨真っ只中。
午前中は土砂降りの雨だったのに、午後は青空も見えている。
目まぐるしく変わる天気に一喜一憂しながらふと思う。
雨は濡れるし寒いし気分が乗らないけど、晴れたら晴れたで、ジメジメ暑いと文句を言ってしまいがち。
人間とは何とわがままなんだろうと思う。
しかし、視点を変えるとまた違う感情が湧いてくる。
あのうっとうしい雨も、この後の生い茂る緑を潤し、汚れた大地をも洗い流す。山に降った雨は、土壌に染み込みピュアな水と生まれ変わる。
他の生き物のみならず、我々人間にも命の糧を与えてくれる。
またさんさんと照りつける太陽は、潤った大地や生物に元気とエネルギーを与えてくれる。
水で潤った植物は、太陽光を利用して他の動物に必要な酸素を光合成というシステムを使って生み出してくれている。
こう考えると、雨が嫌だ暑いのが嫌だというのは、単順に人間のエゴであり、勝手な考え方にすぎない。
大きな視野で捉えると、マイナスにも思えることが、実は全て我々に必要な物事であるのだ。
そう考えると、全ての物事や出来事は大いなる存在が与えてくれた、完璧な摂理の一部であることがわかる。
全てに感謝しながら、文句を言うのをやめて、大自然の摂理に則って生きていく努力をしようと思う今日この頃であった。