獣医師 関まさひろの独り言

獣医師で著者の関まさひろが日ごろ頭の中で考えてることを独り言としてアップしていきます

花の役割

桜が綺麗に咲く季節になった。気温も天気も良くなり、気分も晴れ晴れするようだ。

 

一人山の中を歩いていると山の自然の中に桜の花をはじめ色とりどりの花が目に入る。

 

その一つ一つを見ながら頭にある考えが浮かんできた。

 

花は一体何のために存在しているのか。

 

桜の木ひとつとっても、今の季節のほんのわずかな期間しかあの綺麗なピンク色の花を咲かせない。

 

そのほかの多くの期間は葉っぱや木の枝だけで存在している。

 

しかしその中にでもしっかりとした生命の息吹をかんじる。静かにそして力強く。

 

じっくりじっくり生命の力、エネルギーをた

ため込み、春のこの一瞬にそのエネルギーを一気に外に放出している。

 

では何のために。

 

そうこの地上に存在するもの全てはそれぞれに役割や目的があると信じる。

 

決して人間だけが生きる役割や目的を持っているのではない。

 

花はそれぞれに季節の変化を周りに示してくれている。

 

季節の変わり目とは言えずとも、少なくともこの世のものは常に変化し続けていることを教えてくれている。

 

我々が自分では気づかないことを花たちの変化で示してくれている。

 

花が蕾をつける時、その中の偉大な生命エネルギーを感じ、人間を含めて全ての種が同じようなエネルギーに満ち溢れていることを感じさせてくれる。

 

花それ自体はもしかすると単に進化の過程として、種の存続のために変化しながら、自分の命をながらえているだけかもしれない。

 

しかし、それも全て単一でのことではない。必ず周りの存在になんらかの影響を与えているのだ。

 

綺麗な魅力的な花を咲かせることでハチやチョウなどの虫を呼び寄せて、虫たちの生きる糧を与えているし、同時に花の花粉も運んでもらって種を切らさないようにしている。

 

影響を与え合いながらこの世を共生している。

 

人間も同じように周りの存在に感謝をしながら生きていき、できれば綺麗な花のように周りに魅力的に写るように生きていきたいと思う今日この頃であった。

 

 

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