獣医師 関まさひろの独り言

獣医師で著者の関まさひろが日ごろ頭の中で考えてることを独り言としてアップしていきます

青い空

ふと大きな青い空に浮かぶいろんな形の雲を眺めていた。

 

こんなにも大きく美しい青空って不思議だと思う。

 

雲が形を変えながら絶え間なく流れているのも不思議だと思う。

 

全てのもは移ろいでいく。

 

その流れに我々は逆らえない。

 

時間と空間の流れの真っ只中にいて、それぞれみんな違う瞬間を経験している。

 

しかしなぜ空はあんなにも大きく青いんだろうか?

 

またいつものように視点を変えて考える。

 

今見ている青い大空は自分が今地球の地表から眺めている姿。

 

言ってみれば、我々の住む場所の天井ってわけだ。

 

そして視点を外側に向けると、その天井のさらに上は本当の空、つまり宇宙が広がっている。そしてその広がりは限界がないように思える。

 

しかもその宇宙は真っ暗な漆黒の世界。そこに無数の天体が浮かんでいる。

 

その宇宙から地球という家の天井を見てみると、この地球だけは美しい青をしている。

 

かの有名な「地球は青かった」という名言は、初めて人間が想像の枠を越えて宇宙に行って実際に目にしたから出てきた言葉だ。

 

宇宙から見た青い地球。

 

それこそが今我々が地上から見ている青い天井なのだ。

 

つまりあの美しい青空は、ただの天井を構成する層であり、どこまでも空高く続いているわけではない。

 

つまり有限。

 

もっと大きいのが宇宙。

 

でもその有限だけど大きな青空を見て、素晴らしいと感じている。

 

単に広さや大きさだけでなく、あの美しい色にも感動しているのだ。

 

他のどの天体を見ても今の私が知る限りにおいては、こんなにも青く美しい天体は他にないと思っている。

 

その美しい家に住んでいる私は幸せだと思う。

 

もちろん無限の宇宙には他に素晴らしい天体があるのかも知れないが、今この瞬間この素晴らしい世界を眺められているだけでいいのだ。

 

そう考えると、自分の存在の小ささや抱える悩みのちっぽけさが良くわかる。

 

この美しい地球で生まれてきていろんな経験を積みながら魂を成長させていっているんだなと改めて考えてしまう今日この頃であった。

 

 

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