獣医師 関まさひろの独り言

獣医師で著者の関まさひろが日ごろ頭の中で考えてることを独り言としてアップしていきます

生きる意味

自分は一体何のために生きているのだろうか。

 

自分の存在意義とはなんなのだろうか。

 

そんなことを考えてしまうことがある。

 

今までの人生を振り返った時、自分のことだけで精一杯だったのではないか。

 

他人のことを気にかける余裕などなかったのではないか。

 

自分がいかに楽しく幸せになるかしか見えてなかった。

 

学校で勉強しても、それは自分の将来の幸せのため。

 

就職して働いても自分の能力に磨きをかけるため。その背景には自分をもっと認めてもらいたいという欲求があった。

 

承認欲求。

 

そんな言葉が聞かれる。

 

人から認められてこそ存在意義があると。

 

しかし私は思う。

 

そんなものは勝手な自己満足であり利己主義以外の何物でもないと。

 

自分の生きる意味は、自分の幸せや欲求を満たして人からすごいと思われるためではない。

 

自分は決してすごくなくても、たった一人の人でも自分以外の人の役に立つことこそ意味がある。

 

目の前に困っている人、不幸に見える人がいれば、自分が決して裕福でなくても少しでも分け与えることができればいい。助けになってあげればいい。

 

それはちょっとした意識の変化だけだ。

 

まずは自分が幸せになってから、その次に他人を助けようと思う人は多い。

 

でもその途中で、目の前に困窮している人が現れたら、自分がもう少しで幸せになるから待っててくれと言うのか?

 

それとも、歯を食いしばって、もうちょっとだけ辛抱してくれと黙って見過ごすのか?

 

心の奥の良心の声を聞いてみよう。

 

その声は、本来神から与えられた分霊の声だ。

 

本来の人間はその神性を持って存在している。そしてその神性をいかにこの誘惑の多い物質界で顕現できるかによって魂の進化がかかっている。

 

つまり、利己的な考えを捨て、利他愛で満たすことができれば、神の摂理に沿った生き方と言える。

 

そのような生き方は聖人でないとできないわけではない。誰でもできるはずなのだ。ほんのちょっとの意識の変化でいい。初めから大勢を救えなくてもいい。目の前の人から助けることはできるはず。

 

そう心に言い聞かせながら、頑張って生きている今日この頃であった。

 

実際は利己的な誘惑に打ち勝つのは難しいんだけどね(悲)

 

 

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