獣医師 関まさひろの独り言

獣医師で著者の関まさひろが日ごろ頭の中で考えてることを独り言としてアップしていきます

心安らぐ場所

人は皆安らぎを求めている。

 

普段の身体や心の疲れを癒してくれる場所。

 

それは人それぞれ違う。

 

けれど、誰もがそんな安らぎの場所を持っている。

 

都会の真ん中でオフィスビルに囲まれた一角にあるベンチで休んでいるサラリーマン。

 

川にかけられた橋の中央付近に備え付けられているベンチに座るおじいちゃん。

 

公園のベンチに座っている人。

 

週末にキャンプ場でお気に入りのチェアーを持っていき焚き火の前で飲み物片手にくつろぐ人。

 

池や湖で小さな椅子に腰掛けてのんびりと釣りを楽しむ人。

 

山登りに行き、登山道の途中の木のベンチで座って周りの木々の香りでいやされている人。

 

夏の海で砂浜にシートを敷いてその上に寝転がってのんびり海を眺める人。

 

高層ビルの展望台で夜景を楽しみながらお酒を飲み、1日の疲れをねぎらっている人。

 

家事をひと段落してリビングのソファーに座りお茶を飲みながらテレビを見て一息ついている主婦の人。

 

出張先のホテルの部屋でベッドの上にもたれかけ、夜のまどろんだ時間を一人静かに過ごしている人。

 

人気のない森林に出向き地面に座り込んで瞑想しながら、非日常の体験をしている人。

 

とにかく人それぞれ違った環境で自分なりの安らぎを得ようとしている。

 

それだけ人間が普段から身体と精神を酷使しているということだ。

どんなに仕事が好きで、寝る時間を惜しんで働いている人でもやっぱり自分一人静かに過ごせる場所が絶対に必要だしあると思う。

 

これは魂が自分を内観することを勧めて導いているかのように思う。

 

普段は精神は外向きに意識を向けているが、静かな心安らぐ場所にいる時は精神が内向きになっているのだと思う。

 

そうやって自分の内面と向き合うことは人間にとって大切なことで、誰もがそれを無意識に知っている。

 

そして自分の内面と向き合ううちに、今まで思いもよらなかったアイデアや考えが浮かんできたりする。

 

そんなプラスの作用が発揮されるのだ。

 

そして今日も私は一人お気に入りの場所で静かに瞑想するのであった。

 

 

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