獣医師 関まさひろの独り言

獣医師で著者の関まさひろが日ごろ頭の中で考えてることを独り言としてアップしていきます

光と影が織り成す世界

ふと思う。

 

我々の世界には、光と影が存在している。

 

影だけでは、真っ暗闇。

 

光だけでは、眩しすぎて逆に何も見えない。

 

それぞれがバランス良く調和しているからこそこの素晴らしい世界が認知できる。

 

もっと突っ込んでみると、

 

我々がみている周りのものは、光と影が存在しないとその色や輪郭、風合いを表現できない。

 

これがないと全部の境界が分からなくなり、個別性が保たれない。

 

色の違いも、光に含まれる波長によって変わり、いろんな色を表現しているからこそ、バラエティに富んだ世界となる。

 

また、精神的な方面でもこれらが関わっている。

 

光あるところは、精神的にも明るくなり、暗い場所では気分も落ちている。

 

だからこそ気持ちの表現では、明るい性格だったり暗く落ち込んでいるなんて言ったりする。

 

ずっと明るいままだと、活動的な状況が続くため、ホルモンバランスも崩れ疲れてしまう。

 

逆にずっと夜みたいに暗いと、これまた精神的なバランスが崩れ、何もやる気がおきなくなる。病気にすらなるだろう。

 

このようにこの世界は光と影のちょうど良いバランスで成り立っている。

 

この素晴らしい調和を与えてくれている存在に対して、感謝もなく、当たり前だと思って生きている人間が多い。

 

自分の都合に合わせて、好き勝手なことを言っている。

 

夏は暑いだとか、光が眩しいだとか、夜は暗くて外で遊べないとか、冬になると今度は日が照る時間が短くて寒すぎるだとか、言いたい放題。

 

この光と影の恩恵を無視したエゴである。

 

自然の恩恵に素直に感謝しながら、謙虚に生きようと思う今日この頃であった。

 

 

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