獣医師 関まさひろの独り言

獣医師で著者の関まさひろが日ごろ頭の中で考えてることを独り言としてアップしていきます

寂しいとは

一体どんな時に寂しさを感じるのだろう。

 

孤独な時、別れの瞬間、結果を出せなかったとき。

 

色んな状況で寂しさの感情が現れてくる。

 

人間は1人では生きていけない存在。必ず誰か周りの人や最悪でもなんらかの生き物が関わっている。

 

そんな中、いつも関わっている存在がたまたまいなくて孤独状態に陥ると寂しさを感じる。

 

その感情の背景には、不安や心配など隣に誰かいる時には表面に出てきていないネガティヴな感情が顔を出し始めるのである。

 

すると、心細くなり、寂しくなる。

 

それが進むと、いつも一緒にいた存在が突然いなくなると、急激な孤独感に苛まれる。

 

それが、別れ。

 

別れにも、友達の引っ越しや進路の違いで離れてしまうこと、その他、物理的ではなく仲良かった人と喧嘩をして心が離れてしまうような精神的な別れもある。さらに、避けようのない別れである死別。

 

このように、我々が生きていく上で、必ず別れという状況に遭遇することになる。

 

すると、とてつもない寂しさが襲ってくる。しかも、強い感情はしばらく長引いて引きずってしまうこともある。

 

また、物理的なもの以外でも、精神的な要因からくる寂しさもある。

 

例えば、目標に届かなかったとか、期待していた結果と違ったとか、何かやり切って終わった後とか、虚しさや、虚脱感からも寂しさを覚えることもある。

 

このように、寂しいという感情ひとつとっても色んな原因があることがわかる。

 

つまり人間は、環境や状況で感情が左右されるということ。

 

特に、今までずうっと続いていた状況が安定していればいているほどそれが崩れた時に感情の動きが激しくなる。

 

諸行無常とはいうが、確かに永遠に続く安定はほとんど無い。

 

そう考えると、人生は山あり谷ありの中で、幸せを感じたり、落ち込んだりしながら成長していくと考えられる。

 

この世に生まれ出たこと自体、魂の成長と進化のため。

 

色んな負の感情を時には味わうことになるがそんな出来事もやはり修行の一環と考えて乗り越えていかなねばならぬと自分に言い聞かせる今日この頃であった。

 

 

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