獣医師 関まさひろの独り言

獣医師で著者の関まさひろが日ごろ頭の中で考えてることを独り言としてアップしていきます

瞑想は深海

瞑想、色んないい影響があると思う。

 

瞑想には様々な種類も流儀もあるが、何よりもその本質が大事だと思う。

 

どのような方法をとるにしろ、まずは日常の喧騒から離れて一人静かになれる時間と場所。それはとてもいい。

 

日頃我々は、忙しく体を動かしながら、色んなことをノンストップで思考している。

 

思考しないでいる時間はあり得ない。

 

言葉を発する時も発しない時も、行動してる時もしてない時も、必ずなんらかの思考が頭の中にある。

 

瞑想は、次から次へと湧いてくる雑念や妄念から自分の静かなる内側に誘うためのものだと考えている。

 

それはあたかも、普段のざわめいている荒波の海面から徐々になんの動きもない深海に潜っていくようでもある。

 

海面に近いほど光や音や潮の流れに晒されて落ち着きがない。しかし深く潜っていくにつれ、光が届かなくなり、音もなくなって行く。

 

さらに深海になると、周りの様子すらわからない静かな状況となる。

 

それはまるで雑音や妄念のない無心の状況。

 

そうなると必然的に人間の内部奥深くに触れることになる。

 

自分とは何か。

 

存在とは何か。

 

ただその瞬間を存在しているだけになり、周りの環境、宇宙と一体化するように感じられる。

 

そしてその中で、自分の存在する真の意味、真我にたどり着く。

 

全てのものと一体となり、その与えられ続けている大きな存在からの途絶えることのない無償の愛を感じるようになる。

 

繰り返し瞑想するうちに、大きな愛を実感し、それを周りに与えたくなってくる。

 

そんなことを考えているうちに、自分の存在意義は、与え続けられている愛を周りに放出することじゃないかと思うようになる。

 

あくまでも個人的な見解ゆえに独り言としているが、瞑想することはみんなにやってもらいたいことであると感じている。

 

みんなが周りに優しく思いやりを持ち愛を与え合う世界ができることを祈りたい。

 

 

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